親指大の大きさです。 レンズの中に赤い点が見えてますが、個体によって、 ここが青色だったりするのもあるみたい。 スイッチを入れると、カメラ上部のあるところが点滅したりするが、 その色が赤いのである、この個体は。 |
これは立派なトイカメラ
スパイカメラ、トイカメラ、Y2000
スパイカメラY2000をアマゾン購入した。
そのレビューを商品レビューで投稿したのだが、余分なことを書いたせいか、駄目だしされて、簡単な文で投稿し直した。
アマゾンのレビューでダメ出しを食らうとは。
このカメラY2000への思いはこのブログに書いておくことにした。
まさにだめそのものな画質。 今どきあるものじゃないのがいい。 |
スパイカメラとして、アマゾンで見かけてから、気になっていたのがこのY2000で、初めて目にしたときは、500円だったか、560円だったか、それくらいの金額だった。
その頃は、ユーチューブ動画で使うことができそうな安いアクションカメラを探していたりで、とにかく実用に耐えうるカメラを、という思いばかりで、どう考えてもスペックの低いこのカメラを買ってユーチューブに動画投稿だ、なんて思えなかった。
トイカメラのチャンネルではないのである。
500円でもあれば、実用的なカメラ購入に回したいくらいだったし。
で、その頃、安い中華なアクションカメラを買ったのだが、それもトイカメラ的な写りで、今でも使い続けているのだが、Y2000のことは頭に残っていて、いつか買いたいなあ、なんて思いつついたのだった。
で、ときどきは、アマゾンやヤフオクで、このカメラを見て、買おうかなあ、どうしようかなあ、なんて買わずに見るだけな期間を過ごしていたのだが、値段は上がってきていて、また、こういうカメラのことなので、もう作るのやめた、なんてこともありうるなあ、と考えて、980円になっていて、1000円超える前に、ということで購入したのだった。
かなり小さいので、平行を取るのがむつかしい。 写真の編集ソフトで平行にできるが、この写真はそのまま。 きれいに写ってないので、その分、想像力を掻き立てられる。 |
で、写りは悪いし、それ以前にどう撮れているかわからない。
操作も最初、わからなかった。
マイクロSDカードは、はじめ入れたら出てこなくなって焦った(その後スムースに出し入れができるようになった)。
が、である。
その、写りが悪いこと、合わせてどう撮れているかわからない不便さが、このカメラの魅力で、これで2万円もしたら、頭にくるだろうけれど、980円でこんなに楽しいデジカメは、そうあるものじゃない。
あっても、世間の評判の悪さにめげて、製造中止になっていたと思うが、このカメラは、この小ささと、一眼レフっぽいルックス、小さいのに撮れる、動画も撮れる、という不便ながらな魅力で売られ続けているのではないかと思う。
浜名湖を撮りました。 |
最近 Nikon V1 につけられる写ルンですなレンズを買おうか買わまいか、と迷っていたりしたのだが、このY2000の画質でそれを超えて補えるんじゃないか、と思い直すことがあった。
その写ルンですのレンズは、今や6000円を超える値段になっていたりするのだった。
高いよなあ。
Nikon V1 につけることができるホルガレンズを持っているし。
また、Y2000は、親指大の大きさなので、ポケットに入れたりして、持ち運びも苦にならないのがよくて、楽しいトイカメラとして、私の中にどっしり位置することになったのだった。
この面白さは、多分、一般的に、他の人に伝わりにくいかもしれない。
それでも、このチープな写りと大きさ、見た目の面白さを兼ね備えたカメラはそうあるものじゃないと思う。
世の中、きちんとしたものに合わせて動いているものなのだろうけれど、そのベクトルから外れた、こんなカメラを持つと、ほっとするのかもしれない。
スパイカメラというコピーが付いていたりもするが、カメラの形をしているので、疑われやすいのではないか? と思う。
そのマヌケさもいいじゃないか。