まさに死に向かうフレディをイメージさせるようなジャケット、タイトル。 お涙頂戴、誰も運命には逆らえない、ドラマチック、 ってな感じで売上を伸ばそうとしたに違いないと睨んでいる。 ま、300円だっだし、睨むほどのことはないんだけれど。 |
クイーンのブートレグは音質悪かった
Queen bootleg "Waiting on a death trip"
ブックオフのCDコーナーには、ブートレグも売られている。
ジミヘン、ストーンズ、レッドツェッペリンなんかの CD をこれまでに買ったことがある。
2000年頃だったと思うが、レコードから CD に変わってきて、その頃、ブックオフにいろいろと CD が出回るようになってきていたが、そんなに欲しくなるものというのはなくて、こんなのあったのかあ、とかこれを CD で欲しい、と思うようなものも、結構なお値段で、その頃よく買っていたのは、バッタ物やら、なにこれ? みたいなブートレグ盤だった。
そして、月日は流れ、パソコンでかなり聞けるじゃないか、スポティファイ、アマゾンミュージック、ユーチューブ、これでいいだろう?
という感じだったのだが、そこで聞けない音源もあるし、好きなものは、やはり持っていて、安心したいみたいな欲求もあって、この2022年にもなると、ヤフオクやらアマゾンで、中古CDをけっ高購入するようになっているのだった。
で、このクイーンのブートレグ CD。
先週もブックオフでクイーンのブートレグ CD を買った。
多分、もうクイーンじゃないだろう、かクイーンのCDをあらたに買い直したりしてなのかはわからないけれど、とにかく売っぱらってしまおう、ということでブックオフに持ち込んできた方がいて、先週購入したときよりも数日前に、そんなクイーン・ブートレグ群を見かけたのだった。
それで気になって、一枚買った。
で、また一枚買ったのだ。
今回買ったのは、" Waiting on a death trip " というタイトルの、元気の無さそうなフレディ・マーキュリーのジャケットのCD。
クイーンは、なんと言ってもファーストアルバムが好きで、あとシアハートアタックがアルバムでお気に入りである。
その後クイーンは、ロック・バンドのカテゴリーにいながらも、より大衆的なと言うか、ポップグループとしてやってる側も意識してるんだろうなあ、とか思っちゃうようになって、ファースト・アルバム好きの私としては、それほど食いついて行くことはなくなってしまった。
このアルバムは、Keep yourself alive, Brighton rock が入っているのが魅力で購入を決めた。
しかし、音質が悪い。
録音レベルが低くて、ライブ会場の臨場感が伝わってこない。
ネットで調べてみると、このアルゼンチンのライブは実は2枚組のものらしくて、2枚も音質悪い聞きづらいのと向き合うのは嫌だなあ、と思うものの、そこから一枚に抜いてまとめた CDのようだった。
どうもクイーンのブートレグは良い音質の物が少ないらしい。
最初ハードオフでクイーンのブートレグ群を見かけたときに、いきなり2枚も3枚も買わなくてよかったと思う。
しかし、クイーンの大ファンにしたら、音が悪かろうが、ジャケットが拍子抜けするようなものでも、頭の中はクイーンでいっぱいなのだから、ありがたいに違いない。
オーディエンスの音があまり聞こえてこないので、 ライブだかなんだかわからない感じである。 大盛りあがりのアルゼンチンだったに違いないのに。 |