弾き語りは、量
下手くそ弾き語り投稿『夜にうたおう』
昨年(2019)の夏頃からだったか、ツイッターに『夜にうたおう』とシリーズタイトルを付けて、弾き語り動画の投稿をはじめた。
どうしてやろうかと思い立ったかというと、ツイッター投稿のコンテンツとして、つぶやくとか、リツイーとばかりじゃ面白くないだろう、と言う考えからだった。
イラストとか、マンガとか、自分がやってることとか、ツイッターに投稿している人がいる。
それで、そのひとがどんな人だとかわかることになるし、そのひとのそんなツイートがそのアカウントの売りになるのだと思う。
自分の場合、ライブハウスのオープンマイクにうたいにいくことも近頃ほとんどなくなったし、それでもうたいたい気持ちはあって、浜にうたいにいったりしていて、じゃあ、弾き語りが投稿コンテンツとしていいんじゃない? ということになった。
絵とかイラストでもよかったかなあ、とは思う。
それでも弾き語りの投稿をやろう、と決めたのでやらないといけない。
はじめはぼちぼちとというペースだったのだが、昨年末辺りから投稿頻度が増して、ほぼ毎日投稿するようになっていった。
ツイッターでは、そのまま動画を投稿する場合、2分半まで、と時間が決まっている。
その長さを超える動画の場合、自分のサイトや動画投稿サイトなどにあげて、そのリンクを貼るとかのやり方がある。
なので、一曲通してやる必要がないので、YouTube に投稿することを思うと楽だったし、YouTube に投稿するときのような手続きもいらないので、気軽で、撮り溜めもできるし、なかなか楽しく投稿しつづけていた。
それでも、数が増していくと、うたいたいうたがなくなっていくので、そこが苦しいところだなあ、ということになって、100曲で、その投稿頻度をストップすることになった。
100曲達成後も、まだ続けていっているのだが、ペースは落とした。
で、100曲やって気づいたことがあるので、そのことを書いておきたい。
弾き語りをはじめたひとなんかの参考になればいいと思う。
ひとことで言ってしまうと、弾き語りは、量だよ、ってことになる。
YouTube に、『夜にうたおう』以前に弾き語り動画を上げていたのだが、どうも、かしこまって動画を作ったりで神経を使ったりするので、『夜にうたおう』以前はそんなに弾き語り動画を上げてこなかった経緯がある。
ツイッター『夜にうたおう』の投稿は、じゃんじゃんやれて、へたくそで良しとしているので、それはもちろん弾き語りのクオリティも大切だが、投稿頻度、量も大切なので、スピーディに進められた。
で、立ち止まることなく100曲に向かうというスタンスになっていったので、思いつくまま曲を決め、ちょっと弾いて、できそうだったらすぐ録音、というふうにやっていた。
一曲一曲の完成度をあげて録音、ということではなかったのだが、自分が歌いたいと思っている曲のすべてができるものではない、とやりたい曲とできる曲について考えることができたのがよかったと思う。
また、うたえるだろう、と思ってやってみて、この曲はやって面白くないな、と気づくこともできた。
曲と自分。
自分の好みと曲。
また、やりたいのだが自分の技術的に無理だった、なんて曲もあった。
100曲続けて、いろいろとわかった。
これまでだったら、この曲は、ここで決めのフレーズを入れないととか、バッキングのアルペジオができないと、とか思って、それができるようになったらやろう、とかいうことになっていたと思うのだが、そう思うことができるまでの時間、けっこう長くなりそうで、その練習をするのはよくても、できるまで立ち止まってるより、ボロい箇所が多くても、それも踏まえてやっていると、身につくことは多いので、どんどんやって、やりながらうまくなるってやり方がいい、って思えた。
あと、録音機材についても、自分の少しの機材だが、使い方の理解が深まったこともある。
弾き語りで悩んでいるひとがこの記事を読んでくれたなら、そのあなたに言いたいのは、とにかく量だよ、ってことを言いたい。
また、SNS や YouTube に録音して上げるのも、気づくことが多いので、やれば、ってススメたいです。
自分の Youtube サブチャンネル camera ohara に『夜にうたおう』の動画を10本づつまとめてあげています。
よかったら、どれだけへたくそなのか、見て確認してください(笑)。
私のツイッターアカウントはこちら(フォローしてね):https://twitter.com/oharamaruno
『夜にうたおう』の動画がある Youtube チャンネル camera ohara のリンクです : https://www.youtube.com/channel/UCfZHHPiono5R6odyvJYBJGA?disable_polymer=true