北海道産のおかずなんだろうか?
遠鉄ストア「北海道うまいもん弁当』
例によって、兄が買ってきてくれた遠鉄ストアの弁当である。
ちらと弁当に目をやって、おおっ、と驚くと同時に弁当に目が釘付けになるのは、とうもろこしがまず、である。
とうもろこしは、食べたい !
もうそんな季節だ。
スーパーでももちろんとうもろこしに目を奪われる。
そして、値段と大きさを検証して、今年はいままだ見送ることになっている食べ物なのである。
夏にとうもろこし、夏にスイカ、まだまだ夏にと言う食べ物があると思うが、まずはとうもろこしとスイカで行くのだが、安くない。
夏はこれだよね、なんて買い物かごの中にほいほいと突っ込んでいると、その日のおかずまで買えなくなってしまうお値段だとさえ思う。
なかなか高級品である。
そのとうもろこしが弁当に入っているのである。
黄色のぷりぷりしたつぶつぶが食欲をそそるね !
そして、シャケ。
よーく考えると、とうもろこしもシャケも、高くなったと言えイメージ的にはそんなに高級品イメージはないものなのだが、うれしい、食べたい食材である。
そして、『北海道』というくくりについて考えることにもなる。
ここでもまた、よーく考えると、『北海道うまいもん弁当』なら、カニやイクラがドーンと乗ってないのか? というありきたりな北海道の食のイメージに当然行き当たる。
カニやイクラが弁当パッケージからはみ出さんばかりにもりもりな盛り付けでこの値段、598円、税込み645円なら、申し分ない弁当だなあ、おい ! となるのだが、とうもろこしとシャケ、うーん、どちらもそんなに安くはないものだからなあ、このご時世、自然環境、人件費、配送料など折り込んで考えて、この値段だろう、とうもろこしとシャケ食べたいし、でも、とうもろこしって、ごはんのおかずか? 関西の人はたこ焼きがごはんのおかずになるかもしれないけれど、北海道の人は、とうもろこしでごはん食べられるんだろうか? ま、いいか、みたいになってこの弁当をかごに入れることになるのかもしれない。
この弁当を買ってきたのは兄なので、兄がこんな事を考えて買ってきたのかわからないが、よくスーパーで、食べ物、売り物を前に、口元あたりに手を持ってきて数秒間そんなポーズで考えているような人を見かけるが、その数秒間に、皆、それぞれの考えが頭の中でめぐっているのものだと思う。
長くなったが、この弁当、もちろんおいしくいただきました。
とうもろこしは、ごはんを食べ終えてからいただいた。
これが北海道かあ、とお弁当を食べながら思うことはなくて、頭にあったのはスーパーの食品売り場だった。
シャケと弁当と言えばもちろん、のり弁が思い浮かぶ。
そののり弁とこの弁当はどう違うって言うんだろ? もこの弁当を食べながら考えたりしていたのである。
とうもろこしとシャケのことばかりになったが、鶏のから揚げも良かったし、カニフレークを包んで揚げてあるんだと思うけれど、それが北海道らしかった。
鶏のから揚げも北海道なんだろうか?
という疑問も出たが、とうもろこし、カニ、シャケ、なんだから北海道うまいもん弁当でいいだろう、という着地になった。
多分、北海道に行くと、広大な大地を鶏がコケココケコと走り回っているのかもしれない。
見事な北海道っぷりだった、と言っておきます。 でも、カニが(カニフレークですけど)包んであって、 シュウマイの大きいの入ってるじゃン、と思ってしまうことになってしまった。 |
とうもろこしの黄色い色がいいね。 目を引く色だ。 胡瓜の漬物もあるが、この胡瓜も北海道産だとうれしい。 違うだろ(笑)。 |