ゴールデンウイークと歯科医
気づけばゴールデンウイークあたりで毎年歯科医に行っている
今日からだろうか ?
ゴールデンウイークである。世間一般と関係ないように動いているのでそういったことはかなり無頓着なのだが、ああ、そう言えば、いつからか毎年ゴールデンウイークと関係するように歯科医にいっているなあ、と歯科医の待合室で気づいた。
もう結構前なのだが、ゴールデンウイーク中に左の下の歯が痛み、いてててててて、とか思っているうちに左の頬というか、左下の歯茎もどんどん膨らんで、こまわり君か宍戸錠さんみたいな感じになって、あややややや、と休日に応急的に診てもらえるという歯科医関係の施設が豊橋にあるというので、行ったのだが、痛み止めを出してくれただけで、それを飲んでも頬の腫れはひかないし、こんなほっぺたになっているのを見たら、そりゃあ笑うだろう、と考えて、暖かい、ゴールデンウイークの気候の中、マスクで顔を覆い、クルマを運転して歯科医探しに出かけたのだった。
その頃、サーフィンをやっていたので、確かこの辺に歯科医があったなあ、と記憶を辿り、何軒か歯科医の前で、ゴールデンウイーク中の営業日の張り紙を見て、やっぱりかあ、とか思いつつ、またクルマを出したりしていたのだが、一軒ゴールデンウイーク中に
ちゃんとカレンダー通りに営業していてくれた歯科医を見つけて、そこで被せ物を外し、歯に穴を開けて膿を出すという、治療といえばそうなのだが、建築関係のような作業を口の中でしてもらって、あーって、ほっとした年があった。
その後、遠くても、そこの歯医者さんに通うようになった。
あたりに団地があり、新興住宅地のようなひとが住む広がりがあり、小学校や中学校もあるようで、そこの歯科医の近くにまた歯科医がすぐにあったりするところだった。
今診てもらっている歯科医のことを思うと、そこの歯医者さんは、こちらで申告しなければ、ここも悪くなってますよ的な進め方はしなくて、だから行く前に、自分で結構、悪い歯の他に虫歯やら痛みはないかと、爪楊枝なんかを使ってチェックしてから診てもらいに行っていた。
そんなことを今日浜松の歯科医の待合室で思い出した。
浜松の歯科医は、移転した。
以前の待合室を思うと小さくなった気がする。
この歯科医で診てもらうようになって、3年くらい経つだろうか?
そういえば、毎年ゴールデンウイークのこの頃、いつも歯科医に来てるんじゃないか? ということも思った。
この日の診察は、定期検診みたいなことだった。
浜松の歯科医に通いだしたはじめの頃は、ここも悪いここも悪いなおしておかないと、どうのこうのと言われ、なかなか通院が終わらなかった。
それはそうだろうなあ、と豊橋のその歯科医に通っていたことを思った。
今日は、ほかに行くところがあったり、やることもあったりで、こんな日に歯科医に行かないといけないのか、という感じだったのだが、ゴールデンウイークあたりで歯科医に毎年行っていることを思い出して、そうだなあ、来てよかったなあ、なんて思い返していた。
今、休日に診察してくれる歯科医も探せばあるのかもしれないが、見つからないと、困ったまま長いゴールデンウイークを、いてててて、というまま過ごさないといけなくなる。
内科とか外科とかなら、大病院なら行けば診察してくれるんじゃないかと思うが、歯科医の場合、どうなんだろうか ?
頬が腫れたあの時のことを思うと、ゴールデンウイークに歯が痛くなく過ごせるというのは、しあわせかなあ、なんて思いもする。
みなさんは、ご自分のかかりつけ歯科医のゴールデンウイーク中の営業カレンダー、ご存知ですか?
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これがかかりつけの歯科医の待合室からの眺め。ここがどこなのか、浜松街中と呼ばれるところを知る人なら、すぐわかるところかも。
この3月に移転した。
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