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2018 [ Nobufumi Ohara / Web ]で制作

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2020年1月31日金曜日

令和2年にうたい、思った、井上陽水『傘がない』



『夜にうたおう』井上陽水『傘がない』のカバー画像で使ったネコハゲの写真。
雨の中走るJR電車内。
ところは三重県です。







Twitter に投稿をつづけている『夜にうたおう』でカバーした『傘がない』
この歌について考えた










令和2年、2020年。

早くもその1月が過ぎ去っていこうとしている。

数日前に、このところ毎晩のように Twitter に投稿を続けている『夜にうたおう』という勝手な投稿シリーズで、井上陽水『傘がない』を弾き語りカバーした。

弾き語りカバーしてうたったのである。

もう、80曲も弾き語りカバーを『夜にうたおう』のために、デジカメで録音して、うたっている。

最近では、吉田拓郎『たどりついたらいつも雨ふり』なんてのまでうたうようになって、フォークは避けておきたい、と思っていたのだが、自分に合いそうな曲は歌おう、という考えになっていて、井上陽水の『傘がない』をやってみることにしたのだった。

体で知ってる感がある曲で、Bm7-5というコードがコード譜を見ると出てくるのだが、どうしてもそこのメロデイがコードと合わなく感じて、そこだけ難しく思えたものの、これは、うたえる曲だった。

うたいながら、これでいいんじゃない?

みたいに思っていたのだが、録音を聞き返すと、そこだけじゃなく、ほかもうまくなくて、終わりのところだけ切って投稿することにした。

Twitter に投稿可能な動画時間は2分半までなので、それでよかった。

Twitter 投稿はそれでよかったのだが、 Bm7-5のコードのところや、うたえなかったことなどあって、一曲通してうたえるようにするか、という気持ちになって、そうできるようやってみようということになった。

『夜にうたおう』は、何でもかんでも歌えばいいというものでなく、でもまあ、自分がうたえると感じるものは、やはり、自分が好きなうたということになる。

井上陽水『傘がない』を取り上げようと思ったときから、このうたのことを思い始めていた。

暗く、パワーのある曲だった。

はじめて耳にしたのは小学生の頃だったと思う。

ラジオで聞いたのだった。

今同様、この曲はすごいな、ということがその頃の自分にはわかって、そのことは考えないといけない、とその時小学生ながら、思わせられる曲だった。

何を思わせられたかというと、マスコミ問題である。

マスコミは、そんなことなにも自分には関係ないことのように思えても、そのことを見るもの、聞くものに、押し付けてくるよなあ、とか小学生にしても、思っていたのである。

こんなことがあってもいいのでしょうか?

このことを考えなければいけません、

というマスコミだのTV番組こそ、こんなことあっていいのでしょうか? とか考えなければいけません、じゃあないんだろうか? とかマスメディアについて意識させる曲だよなあ、とこの曲に関して思いつづけていたのである。

この曲には、そこまでのことは歌われてなく、傘がない、彼女のところに行かないと行けない、傘がない、というその時のある場面をうたっているのだが、こう思わせて、考えさせる井上陽水はすごいな、と思うようになった曲なのだ。






そのことは、令和2年になった今でも思う。

感じる。

感じるが、今度は、マスコミだけでなく、そこにインターネットも関わってきている。

インターネットも含めて考えないといけないし、令和2年の今は、このうたでどのくらいの雨量を想定していたかわからないが、コンビニ、100円ショップにいけるくらいの行けるくらいの雨量で、近いなら、そこで買えばいいし、いざというときのためにと言うか、使うこともあるだろうとして、かっぱの用意があるだろう? といった世の中のことも考えなくてはならないだろう。

今もこの曲は力を失っていないのだが、今『傘がない』で通そうとしても、ケータイやメールで連絡を取る手段だってあるし、傘がないことで頭がいっぱいになるくらいの狭量な男の歌と取られる可能性が出てきていると思う。

でも、何にしろ、このうたは、マスコミが言うことマスコミというものが存在することと、自分のこととの対比のうただよね、って思う。









『夜にうたおう』は、10曲づつ、 YouTube 動画にまとめています。

わたしが弾き語る『傘がない』が入った YouTube 動画『夜にうたおうvol.8』はこちらです。

聞いてみたい、って言うありがたい方は、画面をクリックしてご覧ください。
















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