よくできたミニチュア模型みたいな弁当に思えた
The BIG のお弁当 『チキンステーキ重』
イオン系スーパー The BIG のお弁当『チキンステーキ重』を買ってきた。
The BIG のお弁当と言うと、目に付きやすいのが、297円の激安弁当のシリーズ。
安さ感激 ! である。
297円ながら、サイズも大きな器で、安くても他の店の弁当と引けを取らない印象を携えている。
なのだが、よく見ると、小さい器にコンパクトに収めてある弁当もあるのだ。
それを今回買ってきた。
人気があるのか、コンパクトなほうの297円弁当は、遅い時間に行くと見ることはない。
大きいサイズの弁当も早めになくなってしまうのだが、コンパクトなほうのが早く売れるみたいな気がする。
で、この『チキンステーキ重』である。
ラベルから食品名を拾うと、醤油だしご飯がひいてあって、その上に、海苔が、鶏肉醤油たれ焼との間に挟んである。
その海苔は、のり弁当みたいな感じでひいてある。
この弁当の、お客さんに対するつかみはその鶏肉醤油たれ焼なのだが、箸を入れてみて、おお、海苔弁的発想じゃないか ! と少なからずな驚きがあって、なんだかラッキー感が生まれるはずなのだが、醤油だしご飯+海苔+鶏肉醤油たれ焼の関係で、うまいハーモニーが奏でられず失敗、練習不足感を感じてしまうのだった。
その案としては悪くない組合わせかもしれないのだが、ハーモニーの練習不足感は、やはり297円なことと関係するのかもしれない。
お弁当全体の印象としては、多分、こういうお弁当をもう少し大きサイズで食べれば、800円とか1200円とかする豪華なものであるのかもしれないが、その豪華なお弁当のミニチュア模型と対面したかのような、よく出来てるけど、ミニチュアだよなあ、みたいな物足りなさ、というところだった。
物足りないんだけど、ミニチュアでよくできている、って感じだった。
小さなレプリカ。
しかし、The BIG の激安弁当というものは、味覚的に物足りなさがあっても、今回で言えば、鶏肉醤油たれ焼というものをしっかり食べることができたぞ、という納得やら満足感があるのだった。
ま、いいか、とかちゃんと食べたんだから、みたいな食後の感想が生まれる。
税込みだと320円。
297円なんだから、ってところである。
見た目、うまくまとまっている感があるし、鶏肉醤油たれ焼は魅力的。 卵そぼろ、ほうれん草人参ごま和えなど、和のテイストに期待は膨らむ。 |
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