停電だった
台風12号通過
7/28夜から雨の音、風の音が強まり、家も風で揺れつづけた。
これはたまらないなあ、と揺れやら轟音の中で感じているうちに停電した。
29日、0:30頃だったと思う。
パソコンの電源が落ちたと思ったら、真っ暗になった。
台風が接近しているのだから、それなりの準備をしておくべきだろう。
蚊取り線香をつけるチャッカマンみたいな物を付けて、ろうそくを探した。
懐中電灯を見つっけたかったのだが、家の中にろうそくがあるところはすぐに思いついても、懐中電灯はどこだっけ ? で、そのあとろうそくの光を頼りに探すことになった。
部屋に、小さなトランジスタ・ラジオがいくつかある。
探すことができた懐中電灯にもラジオがついている。
NHKをつけてみた。
いつもこんな時に思うのだが、災害時など、NHKの放送があってよかった、みたいなことが言われるのだが、NHKがあるから他の局が専門的に災害に関した放送をやらないだけだろう、とか自分はスマホではないのだが、スマホの電源があれば、停電しても、 web で台風情報はバッチリだよなあ、とかそんなことを考えながらラジオをなんとなく耳にしていた。
蒸し暑いので、窓を少し開けてみた。
なかなか強い風が空けた途端にビュッと入り込んでくる。
カーテンが大きく風に吹かれる。
少し空けたままにして、カーテンの動きがうるさいので、カーテンはあけたままにすることにした。
外の空は、薄いひかりがあるようで、真っ暗ではなかった。
雨風強いのだが、なかなか夜の家の外を感じ取ることができた。
ふーん。
って、こんなときなのだが、夜の空は自分を感心させるものがあった。
ろうそくを消した。
家の中は真っ暗だが、外の空は薄く白っぽかった。
ラジオを消してみた。
そういえば、冷蔵庫の電源も落ちてるんだな。
電気で動くものが、全て止まっていた。
子供の時にこんな夜があったなあ、とか野宿したときのこととか思っていた。
こんな夜は久しぶりだった。
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